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いつまでも追いかけている

イベントがたくさんな秋。池田だけでなく、福井のあちこちで色々なイベントが開催されていますね。

移住してきたばかりの頃は、秋になった途端、こんな目白押しでなんなんだ?と驚いたものですが、今では「もうそんな季節か。また冬が近づいて来たんだな」と思うように。

 

雪の降る福井では、その季節到来前に、やれることやっておかねば!と言わんばかりに、週末のイベントとその情報とで溢れる。なので興味のあるものにはチェックを!!しかし、行きたいイベント同士は重なったりするもので。イベントをはしごする週末も結構ある。

池田の秋のイベントといえば『食の文化祭』
池田の秋のイベントといえば『食の文化祭』

日曜の夜に何気なくSNSチェックをしていると「○○のイベントとても良かった」という投稿や、週明けに友人から「○○行って来たんだけどさぁ〜」といった話から、行こうと思っていたイベントをうっかり逃してた・・・なんてことに気づき「うわぁあ、この日だったのか。。」とショックを受けることも割と多い。(わたしだけかもしれない)

そんなこんなな秋。わたしの中では「全てやりきることが無理な見逃しがちな季節」と定義されつつある(笑)


基本、ここでの暮らしは、常に季節を追いかけている。追いつくことができないまま、次の季節がやってきて、そして、またその季節を追いかける。そうした繰り返しのうちに、いつの間にか何年もの月日が過ぎていた。できれば待ち構える!くらいのスタンスでありたいものだけど、まだまだ現実は厳しくて。

「さあ、いつでも来い。待ってたぞ」とドーンと構え、準備万端で迎えられる。そんな日はいつか来るのだろうか・・・。

夏に獲れるはずのクロウリもうちでは秋の収穫。追いつけていない証拠
夏に獲れるはずのクロウリもうちでは秋の収穫。追いつけていない証拠

現状としては、行きたかったイベントをいくつも逃し、若干あわあわした日々の中で日常をこなし、追いつけない焦燥感を通して、冬へのカウントダウンを感じている。そんなレベル。

 

そんなんで(?)気付いたらとってもお久しぶりになってしまっていた。りさぽです。

前回の記事が9月の末になっているのを見て、超驚き!!!

もうほぼ2か月前じゃないか・・・。いやー、ほんと一瞬で過ぎ去ってったよ。速すぎて、驚きを超してもはや怖さ(笑)

もう焚き火が心から嬉しい季節になってしまった。早い!
もう焚き火が心から嬉しい季節になってしまった。早い!

ぎゅぎゅっと色んなことをして濃い日々を過ごしていたのだけど、こちらには鮮度よく記していけなかったなぁ。

なので今回は、それらを振り返りながら記していく感じで!


もう後半に入った11月で、タイヤ交換や雪囲いを始める人たちの様子を横目に、今年もまた例にもれず出遅れてしまい焦る気持ちも添えて(笑)

フユイチゴは採りたてで鮮度抜群。酸っぱ甘くておいしい
フユイチゴは採りたてで鮮度抜群。酸っぱ甘くておいしい

10月の主な出来事は、セイタカアワダチソウの駆除活動、ゲッター選手権への出場、移住サポーターとしての東京出張、秋の山へきのこ探し。それらの中で、今日はセイタカアワダチソウと秋の山についてを。


セイタカアワダチソウ駆除活動

セイタカアワダチソウは、北アメリカ原産の外来種で、非常に繁殖力が強く在来種への大きな影響があるそう。そこで池田町は、毎年秋に駆除活動日を決めて、一斉に駆除する取り組みを行っている。

その活動は知りつつ、子どもが小さくてなかなか参加できずにいたこれまで。しかし、今年ようやく参加することができた◎

カラフルな合羽でレッツゴー
カラフルな合羽でレッツゴー

小雨が降っていたので、合羽を着てわんぱく団と出発。背が高く黄色いものを探して集落をてくてく歩く。家の周りには見当たらなかったが、歩いて10分ほどした所に発見。

あったー!と指をさし確認するわんぱく団
あったー!と指をさし確認するわんぱく団

近くで見て、改めてこれがセイタカアワダチソウかと。そして、「うんとこしょどっこいしょ」と大きなカブみたくわんぱく団と一緒に引き抜く。


これまでの町の取り組みにより、池田町ではセイタカアワダチソウが見られない!そう言われきた。しかし、他の市町に比べれば遥かにその繁殖箇所は少ないながらも、今は山の中にまで広がってきている現実があるようだ。

3人で力を合わせてセイタカワダチソウに挑む
3人で力を合わせてセイタカワダチソウに挑む

いつものおばちゃんにお願いして、秋の山へ入った時にそのことを聞き、そして、実際に一緒に歩いた山でもセイタカアワダチソウが生えている箇所をいくつか見た。年々増えていってるらしい。在来種への影響・・・今後とても心配である。

なんかの妖怪みたいな1号(笑)130㌢弱に対してこの高さのセイタカワダチソウ
なんかの妖怪みたいな1号(笑)130㌢弱に対してこの高さのセイタカワダチソウ

駆除活動に参加してから、これまで気にならずにスルーしていたセイタカアワダチソウが、やたらと目に映るようになった。車で町外へ出かける際、一面が真っ黄色な場所が結構あることに気付く。きっと全国のあちこちでも、同じように繁殖が拡がっている所があるんだろうなと。自分ごとにならないとスルーしてしまうこと、実は多くあるなと痛感。

 

そんな少しの変化も踏まえ、微力ながらもまた来年、駆除活動に参加しようと思った。(子供たちにはその理由をしっかりと説明して)

池田の自然環境あってこそ、わたしたちのここでの暮らし。やれることは、なんでもやっていきたい。


秋の山へきのこ探し

秋の山へはいつものメンバーで入ったのだけど、当初の目的は野草シロップの材料探し。しかし、言葉のなりゆきにより、きのこ探しへと変更に(笑)まあ、野生のきのこ(食べれる)を一度見てみたかったわたしには、結果オーライ!


この日はキクラゲとハタケシメジ、マイタケを発見することができた◎あと2つほど見付けたきのこの名前は忘れちゃった・・・

野生のキクラゲを取ってわたしにくれたおばちゃん
野生のキクラゲを取ってわたしにくれたおばちゃん

何度入っても(と言ってもまだ数回だけど)山歩きはいつも新しい発見があって、気持ちがよくて、楽しい♪

時に、明らかに動物(獣)たちの通り道であろう道に入り、ドキドキすることもあるけども。そこも含めて。

きのこ探しを終え下山すると、帰り際に巨大なシイタケをいただいた。これまで見たことのないパンケーキみたいなサイズ感。

菌床打ちをして、家近くの森で育てたものだそう。本当におばちゃんは、なんでもやっている。その恵みにあやからせてもらえること、感謝感謝!

さて次回、残りの10月の出来事。ゲッター選手権出場と移住サポーターとしての東京出張について。

冬の到来までに、どれだけ秋の出来事を記すことができるだろうか・・・


このブログ記事作成をもっと日常の一部とすることが、実はわたしの密かな目標であったりする。がんばりたいな

 

では、また近しい日に~☆

りさぽ

(本名 笠原理紗)

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2015年に神奈川県から福井県池田町へ移住。

大学時代に国際協力を学び、環境保全や有機農業に関心を持つ。在学中にスイスへ渡航し、農業研修生として1年過ごす。研修先の有機酪農家が営む循環利用型の地球と共生する暮らしに理想を抱き、食べ物を作ることの大切さと楽しさに気づく。

 

現在は、楽しくのびのび田舎暮らし◎

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多様な生き方・働き方を模索&開拓中。

フリーランスなパートタイマー

をしながら様々な活動に参加。

 

●福井に住む県外女子チームZUK 代表

●いけだのそら 運営メンバー

●ふくい移住サポーター

●エキセントリックカレッジふくい一期生

●農遊コンシェルジュ/地域プランナー

 

☆元BMXレーサー

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福井暮らしは本当にたのしい!

理想の見える化がんばるぞ^^