お久しぶりです^^すっかり春になりました。
あたたかくなり、ヘクサンボ(カメムシ)の不意の出現にビクッとする。りさぽです。
あやつらは、本当にいきなりそこにいたりする。そして、、下手こくとやられる。ハッとした時にはもう遅し。すでにそこかしこは臭いで充満している・・・(笑)
先月末から1週間ほど、関東帰省をしました。
実家へ帰ったのは実に3年半ぶり!!!コロナ禍でタイミングつかめないうちに・・・あっという間に過ぎ去った3年間。
その渦中で生まれた3号は、もう2歳になり。今回が初めての祖父母宅だったのだけど、今回の子連れでの帰省、本当に疲れまして。気が付いたらもう4月が半分以上過ぎていた。。
いやあ~、ビックリするくらい疲れた(笑)
去年の10月に初の出張があり、上2人を連れて東京で出たのだけど、その時は難なく過ごせて。
そして今回、まだオムツのはずれていない子を連れての帰省だったけど・・・いやはや、アカンかったです。
しらさぎ(特急)、新幹線、電車、飛行機を使って行き帰りの移動をしたけど、田舎で自由に育った子供たちは当然、都会の常識なんて知らないわけで(笑)その大きな違い(差)をカバーしながらの行動は、とてつもなく労力を必要とした。
乗り換えや出発時間があるから、時間を分単位で気にしなければならない。手荷物が多い。そして、3号の不機嫌スイッチがいつ入るかわからない・・・。更にそのスイッチが入ったら、もう止められる気がしない。
そして、ひとりあたりに与えられているパーソナルスペースの圧倒的な少なさ。そんな都会の当たり前の体感とそこからの疲労とストレス。。ものすごい近距離に人がいるのに、それが赤の他人ということ。ひしめき合ってて、自分の思い通りに動けず、周りに合わせながら行動しなければならないこと。レジは行列。車は渋滞。
ほんのちょっとのことをするのに、どんだけ時間と労力を要するのか。1つ1つのミッション(行動)をクリア(遂行)していくのに、いちいち「待ち」の時間を要される。
それが当たり前で、20年以上を過ごしてきたはずなんだけど〜。もうすっかり田舎暮らしに染まり、たまに帰ると耐えられなくなってしまった私。
3号は今までに経験したことのないそういったストレスからか、お腹を下し。。到着の次の朝には『おうちかえりたい・・・』と早々に言い出していた(笑)
会う人会う人がほぼほぼ知り合いの池田町(笑)
町外のスーパーで出会った全く知らない人であっても、大概『かわいいわねえ~』と話かかけてきてくれたり、にこやかに微笑んでくれる人の多い福井県。そんな素晴らしくあたたかい環境の中で育ってきたわんぱく三人衆。
そんな3人は都会に出ても、自分たちの当たり前を炸裂させる。出会った人がどんな人であれ、目を合わせれば"好意的に構ってくれる"と思って疑わないわけで・・・。
新幹線の中で優しいカップルを見付けて構ってもらったり。その延長で、東京の中央線でもスマホをいじってうつむいてる(どう考えても構ってくれそうにない)若い兄ちゃんの顔を覗き込もうと仕掛けモードに入っていたり・・・
一切の迷いと疑いなき行動の数々に、こっちは焦る焦る。そして、平謝り。。
しかし・・まあ、本来あるべき子供らしい姿ではあるわけで。喜ばしいことかなと。こっちの大変さは置いといて(笑)
そんなこんなで疲弊しながら、最初に夫の実家がある東京へ。
駅まで迎えに来てくださった義父の車に乗り、住宅街を通って義実家へ向かう。
その道中で、2号が『お家ばっかりだねえ』と言い出す。私が『田んぼがないねえ』と返すと・・・
『じゃあ、ここの人たちはお米どうしてるんだろう?』と。
この思わぬ問いに、親バカながらとてもいい視点だなと関心してしまった。
普段、食べているお米はパパが作っていて、一緒に田植え機に乗ったりもしている子供たち。
自分たちの食べるお米を自分たちで作っている生活。そのお米を売って営んでいる生活。それが当たり前の暮らし。
でも、ここ(今いる場所)は違う。自分たちの当たり前との違い。それを肌で感じたことだろう。
そして、この5歳児の素朴な疑問から、この町で土に触れた暮らしを営むことの意義を改めて得た。夫や池田町の農家さんたちが作っているお米が、一体どれくらいの人々の食ないし「生きる」を支えているのだろうか。
この出来事をきっかけに、移住したての頃によく思っていたあることを思い出した。
『1㎢の比較』について。
ある意味で、私は2号とは真逆の発想である。
車で道路を走りながら、連なる田んぼの景色を見て「これが東京の住宅街なら、この土地(スペース)にどれだけの住宅が建っていて、どれだけの人が住んでいるんだろう」
また、「この面積の田んぼでできるお米はどれくらいなのか。それは何人分(の一年間分)を養うのに相当するのか?」と。
そんなことを思っていた。すっかり忘れていたけれど(笑)
この比較に関しては、また調べてから記すことにしよう^^
たった1週間の帰省だったけども、なんか今回の1週間はとてつもなく長く感じた。時間軸の差というのか、流れる時間の感じ方の違いなのか、質の差なのか、、取り巻く環境が生み出すものからその違いは生じているのか?!?!
時間に対して抱く感覚の違い・・・これってなんなんだろう?研究している人とかいるのかな?
自分の持っているエネルギーをいかに漏電させず、浪費させずにいられるか。そういった環境下に身を置くか。
そのことが私にとってどれだけ大事なことなのか。枯渇させないこと。自分を活かすこと。そういったことにもつながってくる。
池田町という環境下は間違いなく私を活かしてくれる環境であり、引き出したり、引き伸ばしてくれたりしてくれている。内から湧いてるくエネルギーは、この土地に暮らしているからこそ生まれてきているものだ。
意図せずして、そんなことを改めて感じたり考えるきっかけとなった今回の帰省だった。
池田町での暮らしは、本当に快適で不快と思ってきたものを色々と手放して生きていけるなあ^^
『不快を減らして、快適を増やす』
これは、とても大事だなとわたしは思っていて。自分らしくとか、心豊かにとか、そういった生活を送るにはこれがポイントじゃないかなと。わたしの中では中心にあるテーマです。
便利で色んなものが溢れた暮らしもいいけれど、わたしはちょっと不便なくらいがちょうどいい◎すぐそばにあるものを大切に、それに寄り添った暮らしがいていけたら幸せ。
今、庭にはスギナやヨモギがぐんぐん成長して、生い茂ってきている!これらをどう活用していこうか。調べたり考えてりして、実践していくのが楽しい^^
そんな様子をこれからもここに記してお伝えしていけたらなと思っています。では、また~☆
りさぽ
(本名 笠原理紗)
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2015年から福井県池田町へ移住。
大学時代に国際協力を学び、環境保全や有機農業に関心を持つ。在学中にスイスへ渡航し、農業研修生として1年過ごす。研修先の有機酪農家が営む循環利用型の地球と共生する暮らしに理想を抱き、食べ物を作ることの大切さと楽しさに気づく。
現在は、楽しくのびのび田舎暮らし◎
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多様な生き方・働き方を模索&開拓中。
フリーランスなパートタイマー
をしながら様々な活動に参加。
●福井に住む県外女子チームZUK 代表
●いけだのそら 運営メンバー
●ふくい移住サポーター
●エキセントリックカレッジふくい一期生
●農遊コンシェルジュ/地域プランナー
☆元BMXレーサー
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福井暮らしは本当にたのしい!
理想の見える化がんばるぞ^^