突然ですが、池田という名前がつく全国の市町
いくつあるかご存知でしょうか?
ドッドッドッドッドッドッドッドッ
(書きことばって間をとれないな...笑)
5つです!
北海道池田町、大阪府池田市、岐阜県池田町、長野県池田町、福井県池田町。
(徳島県旧池田町、香川県旧池田町も含めると7つ)
役場勤めの方が「阿波踊りっていつからですか?」って、電話をとったことがあるそうな笑
ちなみに、全国池田サミットの石碑(?)が池田町に2カ所あります。
そこへ行けば、7市町を確認できます!(他にもあったら教えてください)
ではでは次の問題です。
池田町に似た町(人口、森林率等)はいくつあるでしょう?
これが....意外と...わからない!
が、私はこの間ひとつ知りました。
タイトルにある東京都西多摩郡檜原村(ひのはらむら)です。
東京というと23区の大都会なイメージが強いですが、西に進むと自然が豊かに広がっています。
西多摩に位置する檜原村は、森林率約90%であり、人口は約2000人です。
ね!?池田町に似てて親近感がありませんか!?
これに気づいた時、はっとしました。
池田という名前が同じ市町を知るのも楽しいけれど
環境や条件が似た町だったら、現状や課題や取り組みを学び合えるのではないか...???
そういう町を知ることも大事なのではないか...???
そんなわけで、わたくし檜原村へ行ってきました。
木育拠点の「おもちゃ美術館」
都心から電車に揺られること約1時間半。
檜原村の最寄駅である武蔵五日市駅に着きました。
お迎えに来てくれたのは
檜原村で地域おこし協力隊をしている高野優海さん(通称ユーミン)。
ユーミンとはお友達で、2年前にユーミンが非電化工房というところで修業してる間に出会って、今に至ります。
よかったらぜひ彼女のインタビュー記事ものぞいていってくださいな。
そんなユーミンと、数ヶ月前にお互いの村町について話していて、似ていることに気づいたのです!
武蔵五日市駅から、車で約20分。
やはり檜原村は、木が多い!!
そして、なんだか山と自分の距離感が近い・・・?と思いました。
少し考えて、田畑がほとんどないことに気づきました。
田んぼをやっていないので、昔は炭焼きで生計を立ててた人が多かったそうです。
今も山に入れば、おそらく山の中にそこかしこに炭焼き釜があるとかないとか・・・?
そしてその炭焼きの技術を受け継いだ若者がいるとかいないとか・・・?
まるで民話のような情報を頼りに、自分で泥臭く探求していくことしかない感じ、わかりみが深い(笑)
さて、最初に行ったのは、おもちゃ美術館です。
おもちゃ美術館は、木育施設であり、0歳から大人まで楽しめるようになっています。
まさに、池田町でいうところのあそびハウス こどもと森的な存在です!
まあ、きれい〜〜〜!
そしてなんだか既視感〜〜〜!!
やはり森が多い町には、木育拠点はあるのだな、と。
木育のことも腰を据えてちゃんと考えてみたいなぁ〜と思うなど。
ちなみに、おもちゃ美術館は、
認定NPO法人遊びと芸術創造協会が運営しており、全国に12カ所あります。
なので、こどもと森と似てますが、運営形態がだいぶ異なります。
面白かったのは、おもちゃ学芸員のこと。
専門の講座を受けた遊びの案内人のことです。
関心を持った人が、学ぶこともできるし、現場に立つこともできる。
良い関わり方のあり方だなぁ〜!と思いました。
いろんな遊び場が用意されており、
2階には、◯才児向けの部屋というのが2つくらいあり、
大人が楽しめるようなコーナーもありました。
写真を撮り忘れましたが、
けんだまが大量に置いてあるコーナーがあって、
5つ横並びになったけんだまを成功させると名前を彫ってもらえるコーナーがあって、熱中しました。
アイディア次第で木育施設も遊びの幅が広がるなぁ〜と思いました。
最後に、売店。
全国各地の木工品が多く扱われていて、
どれもこれも趣向を凝らした遊び道具ばかり....!
日本にはこんなにもたくさんの人が、木育道具をつくっているのかと胸が熱くなりましたなり。
池田町ももちろん置いてますが、もっと量が増えたらいいな〜!なんて思いました。
林業の六次産業化、東京チェーンソーズ
午前中おもちゃ美術館で遊びまくった私たちは
たちばな家さんでお昼にしました。
ラーメンとかつ丼を食べました!おいしかった〜〜〜!
この日は月曜日だったのですが、月曜は定休日のところが多いそうな。
池田町でも似たような会話するな〜と思って
東京にあるけれどやっぱり田舎暮らしだと再認識。
今時期は、ふきのとうを採っていて、
この間ユーミンのおうちの玄関に置いてあったそうな笑
うんうんうんうんと頷きました。笑
お昼を食べた後は、東京チェーンソーズの方と山へ。
東京チェーンソーズとは、檜原村にある林業会社です。
木をまるまる一本使いきることを大切にしており、林業の六次産業化に努めています。
林業の六次産業化というワード自体が、私にとって初耳だったので大変インパクトがありました。
そこまで手がけていけたらきっといいよなぁ...という納得感も。
檜原村の山の中を歩くこと20分。
開けたキャンプ場のようなところへ出て、
焚き火を囲みながら東京チェーンソーズの方と談話。
檜原村は、関係人口をもっとつくれる可能性がある一方で、
物件が高騰しており住む場所がなかなかないという問題があることや
東京チェーンソーズが抱えている課題など
多岐に渡って話しました。
池田町と檜原村、地方/田舎的な抽象度において
共通してると言えそうな問題/課題もあれば
やはりそれぞれの町が依拠している文脈における問題/課題もあるなぁと感じました。
なので、池田町のことを考えるには、日本社会のこと、北陸のこと、福井のこと、隣町のことをもっともっと知りたいなぁと思うのでありました。
池田町に似たような町で、池田町のことを考えてみるということを初めてしてみると、行った先のそこかしこにアイディアが転がっているように思えました。
池田町を満喫するのに1日だと足りないと思うのとちょうど同じように、檜原村もまだまだ行けてない場所がたくさんあります。
また今度、じっくり味わうことができたらいいなぁと思います。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました:)
まりこ
(本名 川上真理子)
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大都市で24年間をTO DO(したいこと)ファーストで
生きてきて、大学3年の時に自分の在り方の大切さ
に気づく。
ご縁がありたまたま出会った池田町での
素朴で等身大な人や自然に惹き付けられ
大学院卒業後、新卒無職で池田に移住。居候ちう。
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現在の活動はこちら👇
●池田町見習い人(めざせ何でも屋)
●一般社団法人の立ち上げ手伝い
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好きな食べ物)ちんころいも※池田町限定
現在、畑仕事や古民家改修により筋肉強化中。