素朴な味わいで、食べだしたらとまらない「かきもち」。
乾燥したお餅を薄く切って揚げただけのシンプルなお菓子ですが、おやつにはもちろん、ビールのおつまみにも最適!
老若男女問わず喜ばれる万能お土産ではないでしょうか。
(しかも日持ちするし、値段もリーズナブル!)
もち米栽培が盛んな池田町には、この「かきもち」を作っている女性グループが3団体もあります。
どこのが一番おいしいのか?
周りに聞いてみても、「私は●●派」「私は▲▲派だけど、母は■■が好き」と、意見はみごとにバラバラ。
今回改めて全種類のかきもちを食べ比べてみると・・・なるほど。
それぞれが個性的な味わいで、それぞれにファンがついているのも納得。
では、実際に食べ比べてみて分かったそれぞれのかきもちの特徴をご紹介します!
まずは、「あざみグループ」さん。
3グループの中でもっとも分厚くて、食べ応えのある「かきもち」です。
芯が残らないようじっくり揚げているため、口いっぱいにほうばると、菜種油の香ばしい香りが広がります。
味は、きび、豆、ゴマの3種類。
ラインナップは、かきもち大(1袋324円)・中(1袋216円)・小(1袋108円)の3種類。
「まちの駅こってコテいけだ」や、かずら橋駐車場にある「ぬくもり茶屋」などで購入できます。
次に、「ファーマーズキッチンにし」さん。
桜エビ、豆、青のり、ゴマの4種類入りで、それぞれの風味がしっかりと感じられる濃いめの味付けが特徴です。
油気はやや控えめで、ヘルシーな印象。
3グループの中で一番歯ごたえがあります。
ラインナップは、かきもち(1袋324円)とあられ(1袋216円)。
あられは一口大のかきもちです。
「まちの駅こってコテいけだ」などで購入できます。
最後は、「おもちの母屋(ままや)」さん。
3グループの中で一番若い団体ですが、ここの特徴は、何と言っても「薄さ」。
ふわふわとした形で、口の中に入れた途端に溶けていくような軽〜い食感。
歯が弱い小さなお子さまやお年寄りの方も無理なく食べられると思います。
豆、よもぎ、しそ、エビの4種類入ったかきもちが1袋350円。
おもちランチを提供している「おもちの母屋」で購入できます。
余談ですが、池田町産のもち米は、その旨みとキメの細やかさで、福井県内では圧倒的なブランド力を誇ります。
そのほとんどが町内で消費・加工されるため、町外に出荷されることはほとんどないそうです。(※)
そんな美味しいもち米を使った加工品を一年中食べられるのが池田町。
「かきもち」だけでなく、おもちやおこわ、おはぎなど、あらゆるもち米商品が揃っています。
当町にお越しの際にはぜひ、お試しください!
※福井市のショッピングセンターベル内「こっぽい屋」ではかきもちを含む池田の名物を販売しています。